「最後のAパーツを嵌める時に割ってしまう」という報告が多いです。確かに、嵌める穴が多いので、一発できれいに入らないかもしれませんが、コツがありますので、そのあたりご説明させて頂きます。
力任せにやると、ケガしちゃうので十分気を付けてくださいね。
ポイントは、「キチンとはめこむ」です
まず、割れる原因なのですが、パーツがきちんと嵌めこまれていないという事があります。
コツとしては、作業場所(正しい方向に圧力をかけられる場所)を確保すること、そして寝不足じゃない事が思ったより重要です。
下記に実際の組み立てを、解説しながらご紹介します。
丁寧に、垂直を出していきます。
まず、Aパーツに、DEFを嵌めて行きます。ここ、簡単そうに見えますが、ここでズラしてしまうと、もう最後までズレますので、ご注意を。
また、このときに、「作業場所が確保できなくて、ハメコミが甘くなる」パターンは多いと思います。机は片づける。ゴミはゴミ箱へ捨てる。片付けが不得意な人は「とりあえず入れる箱」もしくは「これ使わないけどなんか捨てられないんだよな箱」を作って、その中にガンガン入れる。
アクリルを保護するために、下に敷くものがあると良いと思います。フェルト的な生地が理想ですが、無ければキャンパスノートなどでも。
このパーツもしっかり嵌めないと、あとで痛い目をみますので、きちんと嵌めてください。他は完璧なのに、手を抜いたひとつで叩かれるのは人生と同じです。
ラスト前です。しっかり嵌めたら、各パーツのハメコミ、垂直を確認してください。ハメコミに圧力はかけますが、とにかく割らないようにお気を付けを。破片が手に刺さりでもしたら大変です。
最後はいっぺんに嵌めようとしない事
最後のパーツは、たくさんの穴にはめる事を求められますが、一発ではハマりません。(設計上では、各パーツが正確に垂直が出ていれば一発でハマるんですけど)順番にすこしづつ、キメていくことがコツです。
どうしてもハマらない時は
ND-COCOの商品は、1枚の板からレーザーカッターでパーツをひとつづつ切り出しています。どうしても精度不足のパーツは出てしまいます。
プラモデルなどをやる方だったら、ヤスリなどで削ってしまえばハマるって解るかたもおられるかもしれません。アクリルを割らないように、削る方向に気を付けてお願いします。
また、どうしてもハマらない場合は、初期不良として替えのパーツを発送いたしますので、ご連絡ください。
不注意で割っちゃった場合は、すみません、パーツ代有料となります。まず、ご連絡頂いて、パーツチケットを何枚買ってください、とお伝えさせて頂きます。
余談:「デザイン変えれば?」
最後のAパーツの所が難しいだろうということは、設計上で既に分かっていました(けど、こんなに皆さん割るとは……なんとパワフル)。なので、試作段階では、このハメコミ形式じゃないものもあったんです。引っ掛け式や、接着式。けど、完成の美しさはこれがいちばんなので、結局これを採用しました。
1回楽で、あとずーっとかっこ悪いより、1回大変であとずっとカッコイイ方が良いかなって思いまして。
とにかく、落ち着いて。時間を取って。出来ます。
保護紙剥がすのでかなりイライラしてる時は、一回寝てから再トライしてください。
ご武運を!