即売会用什器「ココテーブル」
●「ココテーブル」の主な商品コンセプト
- 1:B5本を8種、計200以上ガッツリ置きたい。
- 2:搬入、搬出が容易に出来る事。
- 3:冊数積んでも丈夫な事。
- 4:手に取ってもらいやすい陳列が出来る事。
- 5:燃えない(紙製ではない)事。
- 「ココテーブル」はコミケ等のイベント時に利用できる、組み立て式の什器です。
- 材質はMDFという集成材(木)を使用しています。紙什器が禁止のイベントでも使用が可能です(イベント主催者にお問い合わせください)。
「ココテーブル:キリリ」
- 「キリリ」の特徴は、何と言っても搬入時にA4サイズに収納できることです。また、テーブル天板が分割式なので、少し広げる事も可能です。ココテーブルのメイン機です。
「ココテーブル:スマイル」
「スマイル」は、より強度に特化させています。天板が1枚式なので、搬入時は、A4より少し大きくなります。前面が完全にカバーできるので、ガチサークルの人や、どのみち搬入出は宅配を使う方は、こちらのほうがよいかもしれません。プロユース(プロ?)です。組み立てもより、シンプルです。
名前のスマイル、キリリは、天板が顔文字に見える事からです。キリっとしたキリリ、ニコニコしてみえるスマイル。あなたのスペースでばっちりお役に立ちます!
更新日:200512
●会場での使用状況
- 実際の会場使用では、このような感じになります。このサークルさんの持ち込み冊数は、だいたい400~500です。このくらいの冊数なら充分に対応が可能です。
- *販売ページの方に詳しい紹介がありますので、そちらも是非ご覧ください。
更新日:200512
夏の誓い
自分も最初は、100均棚から入りました。ただ、既刊は回を追うごとに増えるじゃないですか。それで、持ち込み種類と冊数が増えるにしたがって、100均だと、強度に不安が出てきました。毎回工夫をしますが、決定的に「買う人が取りづらい」「ワンアクションで渡せない」事が多く、試行錯誤が続きます。
忘れじの、在りし日の夏コミは、搬入度外視の「木工製棚」でやってみます。ホームセンターで木材を買ってきて、いわゆる鳥居型の「棚」を作り、箱に入れて会場に発送しました。これだと、確かに量は乗せられるのですが、やはり、搬入出がどネックになります。しかも、木製の棚は、厚めの木(SPFという一番よく売ってるやつです)だったので、同人誌とのバランスが悪いんですよ。ただでさえ薄い本(それでも26P)が、実質以上に薄く見えるんです。加えて、背面ポスターを忘れる失態。自分のスペースに全然興味を持ってもらえません。
どーすんだこの在庫……となると、スペースに立つ顔が段々ひきつってきます。そしてそのまま、無情にも閉会の拍手を迎え、大量の在庫が確定。巨大な棚と溢れる在庫、莫大な赤字を抱え、現在の東7のあるクロネコ大渋滞に並びました。
本が売れなかったという、自分の実力のなさに加え、準備不足、そしてこの巨大な棚。過信という名の重量を、荷重で崩壊寸前のキャリーで引きます。
まだ陽が落ちない、真夏の夕方のビックサイトで、完膚なきまでに叩きのめされた自分は、誓いました。
「絶対、搬入しやすい棚を作ってやる……!!」(マンガが売れるようになってやるじゃないんだ?)
それで出来たのがココテーブルです。売れないイチ同人作家の、絶望と赤字と涙の結晶であります。
更新日:200511